Prof. Dennis W. Dickson
Mayo Clinic, USA
Dickson先生は、Mayo Clinicの「神経変性疾患ブレインバンク」のディレクターを務める神経病理学分野を代表する世界的リーダーの一人です。 加齢性変性疾患の神経学・神経病理学に加え、 Team Dicksonは遺伝・生化学、疾患モデル研究においても先駆的な成果を挙げてこられました。今回、日本の研究者に直接メッセージを届けたいとの思いから、現地にお越しくださいます。On-site Special Lecture では、豊富な経験に基づく最新の知見とともに、次世代の研究者への貴重な示唆をいただけることでしょう。
Dr. David Douglas
ダグラス科学英文校正サービス
大会長(柿田)が深く信頼を寄せ、これまで40年近くにわたり論文等の英文校正をお願いしてきた先生です。大会長の英語の師匠のお一人です!
Douglas先生は、英国ダラム大学で博士号を取得後、日本科学技術情報センター(JICST:JSTの前身)などの編集者として勤務され、その後 Pathology International などの学術誌で長年にわたり英語編集を担当されてきました。英語を母語としない研究者の英文校正を専門とされ、特に病理・医学分野の学術英文に精通されています。1989年以降は Douglas Science Editing Services の代表として、多くの日本人研究者の論文執筆を支えてこられました。今回は例外的にご講演頂けることになりました。現地での開催です。英語や文法の解説ではなく、過去数十年にわたる業界の変遷や、それらの日本における影響などのお話をお考え下さっておられます。
またとない機会をお見逃しなく!
Prof. Colin Smith
The University of Edinburgh, Scotland, UK
Smith先生は、Centre for Clinical Brain SciencesのDirectorを務めています。Edinburgh Brain and Tissue Bankを率い、外傷性脳損傷と脳血管疾患をはじめとする神経疾患の研究において世界的な貢献をされています。次回国際神経病理学会(ICN2027)の大会長でもあり、皆様とともに本学会にお迎えできることを楽しみにしております。
Prof. Marco Colonna
Washington University, USA
Colonna先生は免疫受容体研究の第一人者であり、Killer cell Ig-like receptorsやHLA-C多型、LILR、TREMなどの受容体ファミリーの発見・機能解析に加え、形質細胞様樹状細胞の同定など、多くの業績を挙げてきました。近年は、single-cell RNA sequencing を駆使して TREM2 やミクログリアの研究を進め、アルツハイマー病やがんなど神経免疫学領域の最前線をリードされています。今回はWebinar形式で最新の知見をご紹介いただきます。
Prof. Gabor G. Kovacs
University of Toronto, Canada
Kovacs先生はトロント大学の神経病理学・神経学教授であり、University Health Network(UHN)の神経病理医・神経内科医として国際的にご活躍されているリーダーのお一人です。Tanz Centre for Research in Neurodegenerative Diseaseの主任研究者、Rossy Program for Progressive Supranuclear Palsy Researchの共同ディレクターも務めておられます。特に、プリオン病やタウオパチーでは先駆的な研究を進められており、日本からの留学生も何名も受入れて下さっています。今回は、Webinar形式で最新の話題をご紹介いただきます。
国内特別講演演者
(五十音順)
本学会の特別講演では、各分野をリードしてこられた6名の先生方にご専門の分野のご講演をいただきます。迫力ある、示唆に富む、ご講演が聞ける絶好の機会です。どうぞご参加ください。ご講演内容の詳細は追ってHPで公開して参ります。
池内 健
新潟大学脳研究所 遺伝子機能解析学分野
岡部 繁男
東京大学大学院医学系研究科・医学部 神経細胞生物学
小泉 修一
山梨大学大学院医学域・医学部
高橋 良輔
京都大学総合研究推進本部、
京都大学大学院医学研究科・医学部 多系統萎縮症治療学講座
樋口 真人
国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構
量子医科学研究所 脳機能イメージング研究センター
宮脇 敦史
国立研究開発法人理化学研究所 脳神経科学研究センター
細胞機能探索技術研究チーム
決定次第、魅力的な講演者の方々を次々と公開して参ります!
© 2025 The 67th Annual Meeting of the Japanese Society of Neuropathology